「大人のハッピーセット vol.19」+今週のコラム(チキンとおせち)+今週の日記
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石神井公園「かぶら屋」の「生ビール」と「黒おでん」「串焼」「フライ」 / 今週の「大人のハッピーセット」

石神井公園「かぶら屋」の「生ビール」と「黒おでん」
妻の仕事休みが27日からということで、娘の保育園もそこからを休みにし、いわゆる我が家の年末休みモードの日々が始まった。とはいえ、フリーライターの僕はなんだかんだ、こうして大晦日の早朝に原稿を書いたりしているんだけど。
その休みに入る直前の夕方、午後4時の開店とともに、地元のかぶら屋にひとり、飛び込むことができた。猶予は3〜40分ほどか、たぶんこれが今年の酒場納めになるだろう。
かぶら屋といえば、僕が初めて人から頼まれて酒場に関する原稿を書いた時に取り上げた店だ。「大衆酒場ベスト1000」という連載で、その第1回が更新されたのは、今ふり返ってみたところ2009年の12月5日らしい。13年前か……。

「かぶら屋 石神井公園店」
現在は人気のチェーン店で、原稿を書いた当時ですでに22店舗もあったようだが、僕が通い始めたのはまだ、池袋に1、2号店しかなかった時代。確実に、僕の酒場の原点のひとつと言えるだろう。

「生ビール」(税込み473円)と「黒おでん」の「じゃがいも」(165円)と「牛すじ」(198円)
主なメニュー構成が、通いはじめたころとさほど変わらないのにも安心する。決まって注文するものもほとんど同じだ。おでんなら、牛すじとじゃがいも。それで大満足。

脂の旨味たっぷり、醤油ベースのだしが染み込んだ、とろとろの牛すじに顔がにやける。ほくほくねっとりのじゃがいもも、相変わらずの安定感だ。

「抹茶ハイ」(385円)と「串焼」「フライ」
酒を「抹茶ハイ」に切り替え、つまみも追加。好きな店とはいえ、そう頻繁に来るわけではないし、また今年の酒場締めということもあり、ひとりにしてはちょっと頼みすぎてしまった。

「コメカミ」(132円)「レバー」(88円)「テッポー」(88円)「ガツ」(88円)
名物の串焼きは、当時から値段が変わらず税抜き1本80円のものが残っているのが、まず驚異的。かぶら屋の甘めで香りの良いタレが大好きなので、ふだんはどこへ行っても「おまかせ」で頼む串も、ここでは無条件でタレを選んでしまう。

「赤ウインナーフライ」(165円)、「串かつ」(165円)
フライ串は「赤ウインナーフライ」と「串かつ」が個人的マスト。ちょっとジャンクな脂っこい甘さと、酸味のあるソースの相性がばっちりな赤ウインナーも、ジュワッと柔らかい豚肉と玉ねぎがサックサクの衣に包まれた串かつも、やっぱりとんでもなくうまい。
世の中いろいろあるけれど、今年も幸せな酒をたくさん飲めた気がする。ひとまず、そのことに感謝。
チキンとおせち / 今週のコラム
