【大人のハッピーセット vol.130】京都・出町柳「村屋」の「マグロ目肉お造り」と「ホッピーセット」+【今週の日記】
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京都・出町柳「村屋」の「マグロ目肉お造り」と「ホッピーセット」
今年行った店のうち、まだどのメディアにも掲載していなかった蔵出しシリーズで、9月13日に京都で行った「村屋」。
この日の夜にトークイベントで共演する予定だったラズウェル細木先生、スズキナオさんらと出町柳駅付近で落合い、しばしイベントの前飲みをする時間がありそうで、「このへんなら、村屋ですかね?」なんて言いながら歩きだす関西勢に着いていく。そんなノリだから何気ない大衆酒場なんだろうな、と思っていたら、たどり着いたのはあまりにも強烈な個性を放つ店だった。さすが、関西は底知れない。
外観からしてすでにただものじゃないが、店内はさらにすごい。不思議なオブジェが壁じゅうを埋めつくす混沌空間で、強いて表現するならば植芝理一の世界か。
「ホッピーセット」(税込400円)があったのが嬉しく(業務用でなく家庭用なのが関西っぽくて楽しい)、それでスタート。
メニュー表がまた唯一無二で、几帳面な筆致といい、使い込み感といい、こんなメニューは見たことがない。まるでアート作品だ。
日替わりの黒板がまた魅力的で、つまみは主にそこから選ぶ。
「葉にんにくヤッコ」(450円)、「桂ウリ浅漬け」(350円)、「なすみそ大葉炒め」(400円)、「だしまき」(400円)。どれも驚くほどに安い。どうなってるんだ……。
味わってみてさらにびっくり。どの品も気が利いていて手が込んでおり、しみじみとうまい。特に、冷たいなすみそに刻んだ大葉を合わせた、なすみそ大葉炒めにはハマってしまい、それ以降家でもまねしてよく作っているくらいだ。
なかでも特にインパクト大だったのが「マグロ目肉お造り」(650円)。
まぐろの目玉といえば定番は煮付けだろう。かつてはなんだかおそろしくて食べられなかったが、酒との相性を知ってからは大好物だ。が、その周囲の身の生は初めて食べるかもしれない。これが、写真を見てのとおり脂がのりまくっており、ものすごくこってりとうまい。ひとりで食べるにはちょっと重いが。
ところで、なぜこんなネタ豊富な店のことをどの記事にも書いていなかったかというと、実はこの日はここに来るまでもけっこうのんでいて、じゃっかん記憶がふわふわとしているから。また、こんな濃い店ならば、少なくとももう一度はじっくりと腰をすえて飲んでみないと、その魅力が伝えられそうもないから。関西には次回、来年2月に行く予定があり、チャンスがあればぜひ寄りたい。
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