【6月のコラム_1】タルカリのすすめ
今月のコラム1本目。
パリッコ
2026.06.30
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先日ネパール料理店で食べた「ダルバート」がとても美味しく、いまだに生活のなかにその余韻が残っている。

店のメニューには、ネパール風野菜カレー、豆類カレー、トマトピクルス、青菜、ライスという構成であることが書かれていたが、これはおそらく日本人向けにわかりやすく、カレーという名前をつけて説明したもの。ダルバートとは、ダルが豆スープ、バートが米の意味で、原現地では、日本で言うところのみそ汁と米を組み合わせた定食のようなイメージらしい。
で、メインのおかずにあたるネパール風野菜カレー。これはネパールでは「おかず」を意味する「タルカリ」と呼ばれる料理で、ざっくりと言えば野菜や肉のスパイス炒めといった感じか。
ネパール料理は、油やスパイスはあまり多く使わず、素材の味を大切にした優しい味つけな傾向があるらしい。ならば、僕がふだんからなんとなく作っている野菜炒めや焼きびたしも、スパイスを加えればタルカリっぽいものになるのではないか? と思って一度作ってみたら、ネパールの方がなんと言うかはともかく、自分的にはとても好ましい副菜、常備菜ができて、以来冷蔵庫に切らさず作りおくくらいにはハマっている。